日本歴史地名大系 「的場池古墳群」の解説 的場池古墳群まとばいけこふんぐん 奈良県:北葛城郡當麻町竹ノ内村的場池古墳群[現在地名]當麻町大字竹内竹内(たけのうち)街道南側の尾根上に連なる一一基の古墳群。いずれも径一〇メートル前後の小円墳で、橿原考古学研究所が発掘調査。一号墳は円筒埴輪列をもつが、六世紀前半に再利用され、須恵器を副葬品とする木棺が直葬されていた。二号墳は主体部は検出されていないが、三号墳では木棺二基、四号墳では木棺一基と周濠内から埴輪円筒棺を検出。五号墳は小型の竪穴式石室、七号・八号・九号墳では薄い粘土で覆われた割竹形木棺を確認。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by