皆沢新田(読み)みなざわしんでん

日本歴史地名大系 「皆沢新田」の解説

皆沢新田
みなざわしんでん

[現在地名]富士見村皆沢

東は赤城山原野に連なり、南西小暮こぐれ村とよしぜき川をもって境し、北も赤城山原野。人家南東の地に多い。「郡村誌」に「本村古時、同郡北代田村ノ人、近藤、林、伊藤ノ三姓、寛永十六己卯年赤城山裾野ヲ開墾シテ一村ヲ成ス」とある。宝永八年(一七一一)検地帳(皆沢区有文書)によると高三一石余、反別は田四町七反余・畑五町七反余。文化八年(一八一一)当村の者二名が炭焼渡世願を出しているが(林文書)、この両名はこれ以前から「赤城鈴久保谷東根通」で炭焼をしており、運上金を前橋藩に出していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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