皮鯨(読み)カワクジラ

デジタル大辞泉 「皮鯨」の意味・読み・例文・類語

かわ‐くじら〔かはくぢら〕【皮鯨】

鯨の黒い表皮およびその下の白い脂肪層のこと。炒めたり煮たりして賞味

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

世界大百科事典(旧版)内の皮鯨の言及

【クジラ(鯨)】より

…(2)脂皮類 本来採油原料として用いられるが,ヒゲクジラでは近年鯨油価が低下し,もっぱら原形で食用とされる場合が多い。マッコウクジラの脂皮の一部は〈コロ(皮鯨)〉と呼ばれるものに加工され,関西方面のおでん材料には不可欠なものとなっている。(3)内臓類 〈百尋〉と呼ばれる小腸をはじめとし,ほとんどの内臓類が食用となるが,これらはおもに九州地方で消費される場合がほとんどである。…

※「皮鯨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む