皺立てる(読み)シワダテル

デジタル大辞泉 「皺立てる」の意味・読み・例文・類語

しわ‐だ・てる【×皺立てる】

[動タ下一][文]しわだ・つ[タ下二]しわを寄せる。
「額に―・て顔をしかめて」〈康成雪国

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「皺立てる」の意味・読み・例文・類語

しわ‐だ・てる【皺立】

  1. 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]しわだ・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 しわを立てる。しわをよせる。
    1. [初出の実例]「残骸(なきがら)に空しき茶の汚染(しみ)を皺立(シワダ)て」(出典虞美人草(1907)〈夏目漱石一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む