盃山(読み)さかずきやま

日本歴史地名大系 「盃山」の解説

盃山
さかずきやま

山形市街東方にあり、標高二五六・一メートル。南山麓を流れる馬見まみさき川との比高は一〇〇メートル。珪長斑岩からなる新三紀中新世の海底火山の岩体からできており、山体がいくつかの尾根に分れ斜面が急である。山容全体が盃を伏せた形に似ていることから山名となったといわれる。鎌倉かまくら山の別称がある。眺望に優れ、西方・南方の市街地を眼下におさめることができる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む