盗泉(読み)トウセン

デジタル大辞泉 「盗泉」の意味・読み・例文・類語

とう‐せん〔タウ‐〕【盗泉】

中国山東泗水しすい県の東北にある泉。孔子がその名が悪いとして飲まなかったという故事で知られる。→渇しても盗泉の水を飲まず

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精選版 日本国語大辞典 「盗泉」の意味・読み・例文・類語

とう‐せんタウ‥【盗泉】

  1. 中国の山東省泗水県の東北にあった泉の名。孔子がその名を忌み、飲まなかったという故事によって知られている。→かっ(渇)しても盗泉の水を飲まず。〔文明本節用集(室町中)〕 〔水経注‐洙水〕

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普及版 字通 「盗泉」の読み・字形・画数・意味

【盗泉】とう(たう)せん

泉の名。山東の洙水に注ぐ。〔淮南子、説山訓〕曾子(れん)を立て、盜泉に飮まず。謂(いはゆる)志をなり。

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