盛徳(読み)セイトク

デジタル大辞泉 「盛徳」の意味・読み・例文・類語

せい‐とく【盛徳】

盛大な徳。りっぱな徳。

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精選版 日本国語大辞典 「盛徳」の意味・読み・例文・類語

せい‐とく【盛徳】

  1. 〘 名詞 〙 広く大きい徳。盛大な徳。すぐれて立派な徳。
    1. [初出の実例]「惟大臣仁風遠扇、盛徳遐覃、宣王化於千年、揚芳風於万里、為国棟梁、作民船橋」(出典:家伝(760頃)上)
    2. 「極貧の人にして英国に帰りしは、その盛徳、洵(まこと)に称するに堪へたり」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一三)
    3. [その他の文献]〔易経‐繋辞上〕

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普及版 字通 「盛徳」の読み・字形・画数・意味

【盛徳】せいとく

立派な徳。〔史記、老荘申韓伝〕良賈(りやうこ)は深くして(むな)しき(ごと)く、君子あるも、容貌愚なるが(ごと)しと。子(し)の驕氣(けうき)と多欲態色志とを去れ。是れ皆子の身に無し。

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