日本歴史地名大系 「盛林寺」の解説 盛林寺せいりんじ 京都府:宮津市喜多村盛林寺[現在地名]宮津市字喜多喜多(きた)の東南部の山際にある。大円山と号し、曹洞宗、本尊釈迦如来。「宮津府志」に「相伝テ云、当寺者上宮津城主小倉播磨守菩提寺也、古者在大久保山下ニ寛永年中移ス今地ニ、当寺有古位牌数個」と記す。寺伝によると開山は趙宗で、もと大久保(おおくぼ)山の下にあったが慶長八年(一六〇三)現在地の近くに一度移り、貞享二年(一六八五)さらに移転して現在地に来たとする。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by