目の下(読み)メノシタ

デジタル大辞泉 「目の下」の意味・読み・例文・類語

め‐の‐した【目の下】

目の下の部分。「目の下の傷」
見下ろした所。眼下。「目の下に広がる雲海
魚の目から尾までの長さ。魚の大きさをはかるときの基準とする。「目の下一尺のタイ

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精選版 日本国語大辞典 「目の下」の意味・読み・例文・類語

め【目】 の 下(した)

  1. 目のすぐ下の部分。「目の下に隈ができる」
    1. [初出の実例]「左の目の下より、右の口脇鼻まで、(きっさき)深に切付られて」(出典太平記(14C後)一九)
  2. 見おろすすぐ下。眼下。
    1. [初出の実例]「両谷の杪を眼の下に見て」(出典:海道記(1223頃)池田より菊川)
  3. 魚の大きさを測定する基準。目から尾の先までの長さ。
    1. [初出の実例]「目の下何尺 凡て魚に云」(出典:俚言集覧(1797頃))

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