雲海(読み)ウンカイ

デジタル大辞泉の解説

うん‐かい【雲海】

高山の山頂や飛行機から見下ろしたときに、一面に広がって海のように見える雲の上面。 夏》「―や太き幹ほど濡れて立つ/楸邨
雲がはるかに見える、果てしない海原。
「―沈々として、青天既に暮れなんとす」〈平家・七〉

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

うんかい【雲海】

宮崎のそば焼酎。酒名は、高千穂にわきたつ雲海にちなみ命名。九州山地伏流水を使用し、減圧蒸留で造る。「吉兆雲海」は蔵独自の酵母「日向灘黒潮酵母」を使用した本格そば焼酎。原料はそば、米、麦麹。アルコール度数20%、25%、30%。蔵元の「雲海酒造」は昭和42年(1967)創業。所在地は宮崎市昭栄町。

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大辞林 第三版の解説

うんかい【雲海】

高山の山頂や航空機などから見下ろしたとき、一面に広がり海のように見える雲。 [季] 夏。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

雲海
うんかい

高山や航空機上から層積雲を斜めに見下ろすと、雲頂が重なり合い水平線まで雲で埋め尽くされているように見えることがある。このような状態を雲海という。雲海を下から見ると雲の切れ目に青空が見えることがある。大気下層の湿度が高く、上空2キロメートル付近に逆転層が存在する場合に発生する。[木村龍治]

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精選版 日本国語大辞典の解説

うん‐かい【雲海】

〘名〙
① 雲がはるかかなたに見える、果てしない海原。また、水平線のかなたで交わる雲と海。
本朝無題詩(1162‐64頃)七・過山鹿三崎詠之〈釈蓮禅〉「雲海沈々望自由、聞名蓬島不遙求」 〔孟浩然‐除夜楽城逢張少府詩〕
山頂や飛行機などから見下した時、海のように一面に広がって見える雲。《・夏》
※焚火(1920)〈志賀直哉〉「鳥居峠に雲海を見に行った時に経験した」 〔宋之問‐桂州三月三日詩〕

くも‐の‐うみ【雲海】

(the Sea of Clouds の訳語) 月面上の名称の一つ。地球から見て表側、中央南西寄りの平坦部。

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世界大百科事典内の雲海の言及

【雲】より


【地形性の雲その他】
いわし雲,うろこ雲,さば雲絹積雲の一種で魚のうろこのように見える雲。 雲海層積雲や積雲などがたなびいたときに山の上から眺めると海面のように見えるのでこの名がある。富士山の場合,日の出,日の入りのときに雲海の上に山の影を見ることがあり,影富士といっている。…

※「雲海」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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