目の寄る所へ玉も寄る(読み)メノヨルトコロヘタマモヨル

デジタル大辞泉 「目の寄る所へ玉も寄る」の意味・読み・例文・類語

ところたま

目が動くにつれて、その方向へ瞳も動く。同類が寄り集まるたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「目の寄る所へ玉も寄る」の解説

目の寄る所へ玉も寄る

目が動くに従って、瞳も動く。似たもの同士が集まることのたとえ。

[使用例] なるほど、お主も、目の寄る所へ球かのう。勇将の下に弱卒なし。御部屋が合棒には打って附けじゃが[塚原渋柿園大石良雄|1907]

[解説] 同じような者同士が集まる場合にもいいますが、主君や旦那衆・主人に対して、仕える家来女房などが同様にふるまうことをいう場合もあります。

[類句] 同類相集まる。

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