目を眠る(読み)メヲネムル

デジタル大辞泉 「目を眠る」の意味・読み・例文・類語

ねむ・る

目をつぶ」に同じ。
「―・って気を落付け」〈美妙武蔵野

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目を眠る」の意味・読み・例文・類語

め【目】 を 眠(ねむ・ねぶ)

① 目を閉じる。目をつむる。
太平記(14C後)二四「虚空に向ひ目を眠(ネフ)り、口に文呪したるに」
② 見て見ぬふりをする。
※浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)上「目をねふっても聞所見所は見てゐる」
③ 死ぬ。瞑目(めいもく)する。
滑稽本・大千世界楽屋探(1817)下「わたしが目の黒い中はよけれど、翌(あす)日目(メ)をねぶったら埒くちはあるめへと云ってをりましたが」

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