目を瞑る(読み)メヲツブル

デジタル大辞泉 「目を瞑る」の意味・読み・例文・類語

つぶ・る

目を閉じる。また、目を閉じて眠る。
死ぬ。
過失などを見て見ぬふりをする。「これくらいの失敗には―・ってやろう」
[類語]容赦許可承知認可許諾承認認許允許いんきょ允可いんか容認許容聴許裁許免許公許官許許しオーケーライセンス勘弁裁可特許宥恕黙許批准堪忍寛恕海容目こぼし見て見ぬ振り(―する)許す認める見逃す見過ごす大目に見る

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精選版 日本国語大辞典 「目を瞑る」の意味・読み・例文・類語

め【目】 を 瞑(つぶ・つむ)

  1. 眼を閉じる。眼を閉じて眠る。目をふさぐ。
    1. [初出の実例]「藍絵の杯に盈々(なみなみ)と湛へられた一杯を、目(メ)を瞑(ツム)って干す」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉一九)
  2. 死ぬ。目をふさぐ。
    1. [初出の実例]「一たび目を瞑(ツ)むれば死後唯碑石の形の稍や大なるの外何に一つとして中人の上に出ること無き者」(出典:国会論(1888)〈中江兆民〉)
  3. 知っていて知らないふりをする。見て見ぬふりをして、欠点などをとがめないでいる。目をふさぐ。
    1. [初出の実例]「その時以来要は二人の関係に文字通り『眼をつぶって』しまった」(出典:蓼喰ふ虫(1928‐29)〈谷崎潤一郎〉八)
  4. がまんする。あきらめる。
    1. [初出の実例]「妾は何事も運だと思って、眼(メ)をつぶってあきらめて居ます」(出典:社会観察万年筆(1914)〈松崎天民淪落の女から来た手紙)

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