目付柱(読み)メツケバシラ

大辞林 第三版の解説

めつけばしら【目付柱】

能舞台の向かって左手前の柱。舞のとき目標とする。見付柱。 → 能舞台

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

めつけ‐ばしら【目付柱】

〘名〙
① 能や古い歌舞伎の舞台で、正面観客席から向かって左の前の柱。演者が目じるしにするところからいう。
※虎明本狂言・悪坊(室町末‐近世初)「長刀たてておかふと云て、目付はしらへよせかけておかふとして」
② 茶道で用いる台子の四本柱のうち、客柱・勝手柱・隅柱のほかの、もう一つの柱をいう。相手柱ともいう。
※南方録(17C後)台子「相手柱とも目付柱とも 客柱 隅柱 勝手柱」

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世界大百科事典内の目付柱の言及

【能舞台】より

…これにアト座,地謡座,橋掛り(橋懸りとも)をつける。柱のうち目付柱(めつけばしら)はとくに重要で,演者にとっては演技の目標となる。笛柱と屋根の内側には《道成寺》の鐘の〈作り物〉を吊るための鐶(かん)がある。…

※「目付柱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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