目無しどち(読み)メナシドチ

デジタル大辞泉 「目無しどち」の意味・読み・例文・類語

めなし‐どち【目無しどち】

目隠し鬼」に同じ。
「―、軒の雀、遊ぶ童の、手さし指さして笑ふ」〈伽・福富長者

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精選版 日本国語大辞典 「目無しどち」の意味・読み・例文・類語

めなし‐どち【目無どち】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「どち」ははやしことばで「どちら(何方)」の意、また、「同士」の意とも ) 小児遊戯目無鬼。また、目をかくすこと。めかくし。めなし。
    1. [初出の実例]「道すがらめなしどち、軒の雀、遊ぶ童の、手さし指さして笑ふ」(出典:御伽草子・福富長者物語(室町末))

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