目白酸漿(読み)メジロホオズキ

デジタル大辞泉 「目白酸漿」の意味・読み・例文・類語

めじろ‐ほおずき〔‐ほほづき〕【目白酸漿】

ナス科多年草暖地の海岸近くに生え、高さ50~90センチ。茎の下部木質化する。葉は長卵形で互生する。8~10月白い花を下向きに開き、実は球形で赤く熟す。

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精選版 日本国語大辞典 「目白酸漿」の意味・読み・例文・類語

めじろ‐ほおずき‥ほほづき【目白酸漿】

  1. 〘 名詞 〙 ナス科の多年草。本州南部、四国、九州の海岸近くに生える。高さ六〇~九〇センチメートル。茎は分枝し、下部は木質化する。葉は互生し、長さ六~一四センチメートルの長楕円状卵形で縁は全縁。五~一〇月、葉腋に一~三個の白花をつける。花冠は皿形で先は五裂。果実は球形の液果で赤熟。和名は、果実の頂部に白点をもつものがあるところからという。漢名、紅糸線。〔日本植物名彙(1884)〕

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