盲安杖(読み)モウアンジョウ

デジタル大辞泉 「盲安杖」の意味・読み・例文・類語

もうあんじょう〔マウアンヂャウ〕【盲安杖】

江戸初期の法語集。1巻。鈴木正三著。元和5年(1619)成立立場から人の守るべき10徳目を説き、仏教社会倫理にそむくとする儒者攻撃に反論する。

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精選版 日本国語大辞典 「盲安杖」の意味・読み・例文・類語

もうあんじょうマウアンヂャウ【盲安杖】

  1. 仏教書。一巻。鈴木正三著。元和五年(一六一九)成立。仏教が法律や社会倫理に背くという主張に反論して書かれたものといわれ、「信ありて忠孝を勤むべき事」などが説かれている。

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