直世王(読み)なおよおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「直世王」の解説

直世王 なおよおう

777?-834 平安時代前期の公卿(くぎょう)。
宝亀(ほうき)8年?生まれ。長田王の孫。清原王王子。文室(ふんやの)助雄の父。弘仁(こうにん)7年蔵人頭(くろうどのとう),12年参議兼左大弁,天長7年には従三位,中納言兼中務卿(なかつかさきょう)となる。淳和(じゅんな)上皇の詔により「日本後紀」の編修に参加。薬師寺最勝会(さいしょうえ)を創始するよう奏上した。承和(じょうわ)元年1月4日死去。58歳?

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android