直交ニコル(読み)ちょっこうニコル(その他表記)orthogonal nicol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「直交ニコル」の意味・わかりやすい解説

直交ニコル
ちょっこうニコル
orthogonal nicol

ニコルのプリズム 2個を,その主断面が互いに直角になるように一直線上に並べたもので,十字ニコルともいう。一方のニコルが直線偏光をつくる偏光子の役目を,他方が偏光を調べる検光子の役目をしているので,2つのニコルの間に何も入れなければ光は通らないが,間に光の偏光面を回転させる旋光性物質などを置けば,光が通るようになる。偏光顕微鏡や透明体のひずみなどを観察する装置で使われる。

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世界大百科事典(旧版)内の直交ニコルの言及

【偏光器】より

…そして,同一素子であるが,それを回転することにより入射した直線偏光の振動方向を知る目的に使う場合にこれを検光子analyzerという。これらを組み合わせた装置を偏光器といい,偏光子と検光子の振動方向が平行であるときを平行ニコルの状態,垂直であるときを直交(または垂直)ニコルの状態という。偏光子または検光子として次のものがある。…

※「直交ニコル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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