直地村
ただちむら
[現在地名]津和野町直地
麓耕村の北、西の深瀬山(四六四・九メートル)、東の奥山の山麓に立地。両山の山裾を流れる津和野川沿いに集落がある。津和野城下から益ヶ峠越の川筋道が野広村へ抜ける。また当地で分岐し地倉峠越で左鐙村(現日原町)へ至る道もある。寛永一四年(一六三七)の検地によれば田方一三町八反余・畑方一三町五反余、名請人六二、うち屋敷登録人二九・無屋敷二五・寺および寺僧四・入作四(津和野町史)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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