日本歴史地名大系 「直方町」の解説
直方町
のおがたまち
現直方市域の中央西寄り、彦山川との合流点付近の
福岡藩成立後は同藩領となるが、元和九年(一六二三)から延宝五年、および元禄元年(一六八八)から享保五年(一七二〇)までは東蓮寺藩(延宝三年からは直方藩)領であった。元和九年に福岡藩の支藩東蓮寺藩が成立すると、寛永三年(一六二六)には当地に東蓮寺藩初代藩主黒田高政の居館(陣屋)が設けられ、一帯に町場(陣屋町、東蓮寺城下町)が形成された(続風土記)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報