日本歴史地名大系 「直方町」の解説
直方町
のおがたまち
現直方市域の中央西寄り、彦山川との合流点付近の採集文書/大日本史料一一―三)によると、同年二月一三日、杉統連は尾仲新佐に新入郷内の「東蓮寺」までの夜討を命じ、その際安永神九郎を討ち捕らえた恩賞として、新佐に
福岡藩成立後は同藩領となるが、元和九年(一六二三)から延宝五年、および元禄元年(一六八八)から享保五年(一七二〇)までは東蓮寺藩(延宝三年からは直方藩)領であった。元和九年に福岡藩の支藩東蓮寺藩が成立すると、寛永三年(一六二六)には当地に東蓮寺藩初代藩主黒田高政の居館(陣屋)が設けられ、一帯に町場(陣屋町、東蓮寺城下町)が形成された(続風土記)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報