デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「直胤」の解説 直胤 なおたね 1779-1857 江戸時代後期の刀工。安永8年生まれ。出羽山形の人。江戸で正秀にまなび,山形藩主秋元家につかえる。筑前大掾(ちくぜんのだいじょう),美濃介(みののすけ)を受領。常陸(ひたち)(茨城県)助川から備中(びっちゅう)(岡山県)まで,各地にまねかれて作刀した。幕末期の名工のひとり。安政4年5月27日死去。79歳。姓は荘(庄)司。通称は箕兵衛(みへえ)。号は大慶。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by