直視鏡検査(読み)ちょくしきょうけんさ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「直視鏡検査」の意味・わかりやすい解説

直視鏡検査
ちょくしきょうけんさ

直視鏡で直接患部を見て異常の有無を確かめる検査。グラスファイバ (極細ガラス繊維) と高解像度のビデオ装置の開発で,胃カメラや肺の内視鏡など,細く自在に曲がる各種のファイバスコープが可能になった。消化管や肺内部の観察のほか,先端部に取付けられた電気メスによる小さな病巣切除鉗子による細胞採取も可能で,胃癌肺癌大腸癌などの早期診断に威力を発揮している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む