直視鏡検査(読み)ちょくしきょうけんさ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「直視鏡検査」の意味・わかりやすい解説

直視鏡検査
ちょくしきょうけんさ

直視鏡で直接患部を見て異常の有無を確かめる検査。グラスファイバ (極細ガラス繊維) と高解像度のビデオ装置の開発で,胃カメラや肺の内視鏡など,細く自在に曲がる各種のファイバスコープが可能になった。消化管や肺内部の観察のほか,先端部に取付けられた電気メスによる小さな病巣切除鉗子による細胞採取も可能で,胃癌肺癌大腸癌などの早期診断に威力を発揮している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む