最新 地学事典 「直閃石菫青石岩」の解説
ちょくせんせききんせいせきがん
直閃石菫青石岩
anthophyllite-cordierite rock
直閃石と菫青石を主体とする角閃岩相の接触または広域変成岩。Si・Ca・Na・Kに乏しく,Fe・Mg・Alに富むという異常な化学成分からP.Eskola(1914)が注目して以来,世界の各地でその成因が議論されてきた。以前は,交代作用,熱水溶液の存在下での変成作用による物質移動などの説が多かったが,現在は砂泥質岩の部分溶融による溶残り(レスタイト)説が有力である。
執筆者:小松 正幸・加納 博
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

