そうごう‐ぐそくサウガウ‥【相好具足】
- 〘 名詞 〙
- ① 仏の三十二相・八十種好が欠けることなく備わっていること。
- [初出の実例]「分身究竟の二の仏、相好具足(サウガウグソク)し、神通自在なる也」(出典:真如観(鎌倉初))
- ② 容貌が、欠点もなく立派に備わっていること。
- [初出の実例]「これを見れば相好具足、ずゐぶん頼みになりさうな大悲の慈顔とあふがれた」(出典:紫苑物語(1956)〈石川淳〉一二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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