精選版 日本国語大辞典 「慈顔」の意味・読み・例文・類語 じ‐がん【慈顔】 〘 名詞 〙 慈悲深い顔。慈愛にみちたやさしい顔つき。恩顔。[初出の実例]「今世已隔二晨昏之厚顧一、何日亦逢二平生之慈顔一」(出典:江都督納言願文集(平安後)一・後三条院五七日御願文)「吾病の間なるに欣ぶ慈顔(ジガン)を見る毎に」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉下)[その他の文献]〔潘岳‐閑居賦〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「慈顔」の読み・字形・画数・意味 【慈顔】じがん いつくしみのある顔。晋・潘岳〔閑居の賦〕壽を(とな)へて以て觴(しやう)(盃)を獻ず、咸(み)な一(ある)いは懼れ一いは喜ぶ。壽觴擧がりて、顏和す。杯樂飮し、糸竹(なら)び羅(つら)なる。字通「慈」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報