あい‐おう・ずるあひ‥【相応】
- 〘 自動詞 サ行変 〙
[ 文語形 ]あひおう・ず 〘 自動詞 サ行変 〙 ( 「あい」は接頭語 ) - ① 答える。応答する。
- [初出の実例]「そこで咲語すれば、千山も相応ずるが如くなるぞ」(出典:四河入海(17C前)一七)
- ② つりあいが取れる。比べられる。並べられる。
- [初出の実例]「此の大内を造られたる事、其の徳相応(アヒヲウ)ず可からず」(出典:太平記(14C後)一二)
- ③ 両方が適合する。
- [初出の実例]「朋友と感情相通じ、声気相(あヒ)応じ」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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