相法(読み)ソウホウ

精選版 日本国語大辞典 「相法」の意味・読み・例文・類語

そう‐ほうサウハフ【相法】

  1. 〘 名詞 〙 人相・家相・地相などをみて、その吉凶・運命などを占う法。
    1. [初出の実例]「加藤清正相法(サウホフ)を学びし事」(出典随筆・茶山翁筆のすさび(1836)三)
    2. [その他の文献]〔随意録‐五〕

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世界大百科事典(旧版)内の相法の言及

【人相学】より

…近年では精神医学者のE.クレッチマーやW.H.シェルドンその他によって気質と体型との関係が明らかにされつつあり,人相学に新しい根拠を提供している。
[中国]
 中国においては,伏羲(ふくぎ)の時代に八卦が,禹の時代に九星が,黄帝の時代に干支が作られて,周の文王のときに易学として占卜術が集大成されたと伝えられるが,これに続いて東周の叔服(しゆくふく)が吉凶の新しい予知法として相法を編んだのが人相学(相術,相法)の始まりといわれる。叔服は星卜にもたけ,魯の文公14年に彗星が北斗に入ったのを見て7年以内に宋,斉,晋の王が乱に死ぬことを予言し,また魯の宰相公孫敖(こうそんごう)の2子を観相したという。…

※「相法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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