相物(読み)アイモノ

デジタル大辞泉 「相物」の意味・読み・例文・類語

あい‐もの〔あひ‐〕【相物/合(い)物/間物】

塩魚や干し魚類の総称
あいの物1」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「相物」の意味・読み・例文・類語

あい‐ものあひ‥【相物・間物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 干魚、塩魚類の称。
    1. [初出の実例]「主上と忠顕朝臣とを、船底にやどし進(まゐら)せて、其の上にあひ物とて、乾たる魚の入たる俵を取積で」(出典太平記(14C後)七)
  3. あいのもの(間物)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「菓子盞両度〈三と入あい物〉」(出典:見聞雑記(1468‐78)文明五年正月五日)

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