相須村(読み)あいすむら

日本歴史地名大系 「相須村」の解説

相須村
あいすむら

[現在地名]熊野川町相須

宮井みやい村の西北方、熊野川の北岸に位置する。文亀二年(一五〇二)四月二〇日付愛洲新三郎畠地売渡状(松本家文書)に「しきやのあいす」とみえ、中世には西の司喜屋しきや(敷屋)村の内であったとも考えられる。慶長検地高目録では川合かわい村に含まれ、寛文六年(一六六六)に分村(続風土記)。敷屋組に属し、和歌山藩新宮領。延宝六年(一六七八)の郷帳(新宮藩御勘定方旧記「和歌山県史」所収)では高四七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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