真成(読み)しんせい

精選版 日本国語大辞典 「真成」の意味・読み・例文・類語

しん‐せい【真成】

〘名〙 (形動) 偽りやごまかしのない本当のこと。また、そのさま。真実。真誠
※玩鴎先生詠物百首(1783)愛妾換馬「真成不是厭蛾眉、暫為竜媒愛姫
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一「邪悪の心に役使せらるるものをこそ、真成(〈注〉ホントウ)の奴隷と名づけて」 〔王昌齢‐長信秋詞〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「真成」の読み・字形・画数・意味

【真成】しんせい

まことに。唐・王昌齢〔長信(宮)の秋詞、五首、四〕詩 眞命かと、久しく思す 君王に見(まみ)えて、覺めて後疑ふ

字通「真」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android