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真木嶋氏 まきしまうじ

世界大百科事典 第2版の解説

まきしまうじ【真木嶋氏】

室町時代の武将。槙島氏とも記す。山城国の土豪で,近衛家領五箇庄(現,京都府宇治市)の有力名主で,宇治離宮社の神官をも務め,槙島長者とも呼ばれた。室町中期には,山城守護畠山氏の被官であったが,応仁の乱前後に宇治大路氏とともに室町幕府の奉公衆に抜擢され,将軍の親衛隊を構成した。本拠の槙島城は巨椋池(おぐらいけ)に浮ぶ小島にあったが,奈良街道を押さえる要衝であり,幕府の南山城支配の中心となった。乱中は東軍として行動した。

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世界大百科事典内の真木嶋氏の言及

【網代】より

…殺生禁断に伴う網代の破却は,1114年(永久2)から見られるが,1285年(弘安8)の叡尊の申請による破却は徹底したものであった。その後,1314年(正和3)に曾束荘民は網代を構えているが(《禅定寺文書》),網代はしだいに衰滅し,真木嶋氏は宇治川の交通路を押さえる有力な一族として戦国期まで勢威を保った。(b)霞ヶ浦・北浦の入口,利根川河口に設けられた囲網。…

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