ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「真理論」の意味・わかりやすい解説 真理論しんりろんVon der Wahrheit ヤスパースの第2の哲学的大著。4巻から構成されるはずの『哲学的論理学』の第1巻として 1947年に刊行された。彼の後期哲学の中心概念となる「包越者」の概念と理性と実存の対概念が検討され,すべての本質的哲学的問題提起を真理との連関においてとらえようとしている。根源的直観における真理の完成の一例としての悲劇的な知の考察に1章をさいている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by