真趣(読み)しんしゅ

精選版 日本国語大辞典 「真趣」の意味・読み・例文・類語

しん‐しゅ【真趣】

  1. 〘 名詞 〙 そのもののもつ、本当のおもむき。まことのおもしろみ。
    1. [初出の実例]「聞君今日化城遊、真趣寥々禅跡幽」(出典:経国集(827)一〇・忽聞渤海客礼仏感而賦之一首〈安倍吉人〉)
    2. 「和歌の真趣を出来得る限り研究し」(出典:抒情詩(1897)わが影〈田山花袋〉序)
    3. [その他の文献]〔江淹‐雑体・殷東陽仲文興矚詩〕

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普及版 字通 「真趣」の読み・字形・画数・意味

【真趣】しんしゆ

自然の趣。〔清史稿燮伝〕書畫、眞趣り。少(わか)くして楷書に工(たく)みに、篆隷(てんれい)を雜(まじ)へ、(まじ)ふるに畫法を以てす。繪く竹石亦た妙なり。人爭ひて之れを寶とす。

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