デジタル大辞泉
「真青」の意味・読み・例文・類語
ま‐さお〔‐さを〕【真▽青】
[名・形動ナリ]「まっさお」に同じ。
「色―になりて恐れたる気色なり」〈発心集・四〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
まっ‐さお ‥さを【真青】
〘名〙 (形動)
① まったく青いこと。他の色をまじえず純粋に青いこと。また、そのさま。〔
日葡辞書(1603‐04)〕
②
恐怖や
病気などで顔に
血の気のないこと。顔が青ざめること。また、そのさま。
※
浄瑠璃・傾城島原蛙合戦(1719)三「ぞっと
悪寒に
更級が、色はとくさの真蒼青
(マッサヲ)に」
ま‐さお ‥さを【真青】
〘名〙 (形動) まったく青いこと。青一色であること。また、そのさまやその色。まっさお。まあお。さお。
まっ‐さお・い ‥さをい【真青】
〘形口〙 まったく青い。
※
咄本・寿々葉羅井(1779)雷ぎらい「真青
(マッサホ)くなり、にげたいにもにげられず」
ま‐あお ‥あを【真青】
〘名〙 (形動) きわめて青いこと。また、そのさま。まさお。まっさお。さあお。
※
大鏡(12C前)四「あはた殿御いろまあをにならせたまひて」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報