デジタル大辞泉
「眠狂四郎無頼控」の意味・読み・例文・類語
ねむりきょうしろうぶらいひかえ〔ねむりキヤウシラウブライひかへ〕【眠狂四郎無頼控】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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眠狂四郎無頼控
①柴田錬三郎による小説。混血の剣客、眠狂四郎が円月殺法をふるって活躍する伝奇活劇。1956年から58年にかけて雑誌「週刊新潮」で連載され、大ブームとなった。市川雷蔵主演の映画など、数々の映像化作品がある。
②①を原作とする日本のテレビドラマ。放映は日本テレビ系列(1957年7月~9月)。ニヒルな混血の剣士・眠狂四郎を主人公とする人気時代劇の最初のテレビドラマシリーズ化。出演:江見俊太郎(江見渉)、池内淳子ほか。
③①を原作とする日本のテレビドラマ。放映はテレビ東京系列(1983年4月~8月)。剣客ものの時代劇。本作主演の片岡孝夫が、同じ眠狂四郎を演じた「眠狂四郎円月殺法」の続編。その他の出演:火野正平、北村英三ほか。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内の眠狂四郎無頼控の言及
【柴田錬三郎】より
…1949年文筆に専念,《イエスの裔》(1952)で第26回直木賞を受けた。しかしよく知られるようになるのは56年に筆を起こす《眠狂四郎無頼控》(1956‐58)からであり,伝奇性に富んだ時代ロマンの書き手として一時代をつくった。〈眠狂四郎〉シリーズのほかに《剣は知っていた》(1956‐57),《柴錬立川文庫》,《図々しい奴》(1960‐61)など話題作も多く,《英雄ここにあり》で1970年第4回吉川英治文学賞を受けた。…
※「眠狂四郎無頼控」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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