眷顧(読み)ケンコ

デジタル大辞泉 「眷顧」の意味・読み・例文・類語

けん‐こ【×眷顧】

[名](スル)特別に目をかけること。ひいき。「眷顧をこうむる」
「これを飾り、これを愛し、これを―し」〈福沢文明論之概略

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「眷顧」の意味・読み・例文・類語

けん‐こ【眷顧・睠顧】

  1. 〘 名詞 〙 特に目をかけること。ひいきにすること。情けをかけること。
    1. [初出の実例]「故殿眷相国、而為余無一分志」(出典小右記‐正暦四年(993)六月一一日)
    2. [その他の文献]〔史記‐屈原伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「眷顧」の読み・字形・画数・意味

【眷顧】けんこ

愛し顧念する。〔漢書、揚雄伝下〕是(ここ)に於て、上を眷し、高命を奉ず。

字通「眷」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む