デジタル大辞泉 「眼鏡猿」の意味・読み・例文・類語 めがね‐ざる【眼‐鏡猿】 霊長目メガネザル科の哺乳類の総称。森林にすむ原始的なサルで、体長10~15センチ、尾長15~25センチ。夜行性で、目が極端に丸く大きく、首がよく回る。指先に吸盤があり、枝から枝へ跳び移って昆虫などを食する。東南アジアに分布。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「眼鏡猿」の意味・読み・例文・類語 めがね‐ざる【眼鏡猿】 〘 名詞 〙 メガネザル科の原猿類の総称。頭胴長一〇~一五センチメートル、尾長二〇~二五センチメートル。目が大きく眼鏡をかけたように見える。長い尾には先端付近にだけ房状の毛がある。体毛は灰褐色。昼は垂直の枝に抱きついて眠る。薄明薄暮に活動し、食物は昆虫、小形のトカゲなど。フィリピン、ボルネオ、セレベス(スラウェシ)などに一属五種が分布。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例