着到帳(読み)ちゃくとうちょう

精選版 日本国語大辞典 「着到帳」の意味・読み・例文・類語

ちゃくとう‐ちょうチャクタウチャウ【着到帳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 中世幕府などの不測急事に馳せ参じた地頭御家人などの名と、その手勢を記入し控えておく奉行所側の名帳着到
  3. 集会などの参加者の名などを記す帳簿
    1. [初出の実例]「今の代の人別帳は誠の人別帳に非ず。著到帳の類也」(出典:政談(1727頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android