着色粒(読み)チャクショクリュウ

デジタル大辞泉 「着色粒」の意味・読み・例文・類語

ちゃくしょく‐りゅう〔‐リフ〕【着色粒】

米穀検査における米粒区分の一つ。粒の表面着色がみられるもの。
[補説]玄米の胚乳部の全部または一部が着色したもので、通常精米によって着色が取り除かれないものをいう。着色の濃淡にかかわらず、着色が粒の表面全体にあるものを「全面着色粒」、表面の一部にあり、着色の大きさが直径1ミリ以上あるものを「部分着色粒」、表面の一部に赤条等が残り、その長さの合計が粒の長さの2倍以上のものを「赤米」と呼ぶ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android