着色顔料(読み)ちゃくしょくがんりょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「着色顔料」の意味・わかりやすい解説

着色顔料
ちゃくしょくがんりょう

塗料錆止め塗料プラスチック合成繊維ゴム製品などに着色するために用いられる顔料。顔料はもともと着色用途が第一であるが,特に着色顔料と呼ぶのは,顔料がもっぱら他の目的,たとえば耐久力増加や,粘度調整などに用いられることもあるためである。着色の目的で投入される代表的な顔料には,チタン白亜鉛華鉛白べんがら (酸化第二鉄) ,黄鉛,カーボンブラックなどがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android