ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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炭酸水酸化鉛(Ⅱ)Pb3CO3(OH)2の慣用名。古くは塩基性炭酸鉛ともよび、白鉛、唐土(とうど)ともいう。六方晶系の重い粉末。もっとも古い白色顔料で、亜鉛華、チタン白、硫化亜鉛が使用されるまでは、唯一の、隠蔽力(いんぺいりょく)の大きい顔料として用いられてきたが、有毒かつ有機酸に溶けるため、使用上の制限を受け、生産量は激減した。
一般には、薄鉛板を数多くつり下げた室に、50~70℃の二酸化炭素、空気、酢酸および水蒸気の混合ガスを送り、表面に炭酸水酸化鉛を生成させるドイツ法によるものが、隠蔽力が大きいとされている。
耐光性、耐候性ともに大で、150℃まで安定。二酸化硫黄(いおう)に侵され、硫化水素により黒変する。塗料として用いると、付着性、弾性のよい塗膜をつくるため、木部の下塗り用、外部上塗り用に使用される。
[大塚 淳]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
[同義異語]炭酸水酸化鉛(Ⅱ)
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…黄色には酸化鉄から成る黄土と,ヒ素の硫化物の石黄があり,石黄は,雄黄や雌黄などとも呼ばれ強い毒薬としても使われた。白には白土,鉛白などがあり,白土はカオリンを含む陶土で壁画や木彫彩色など各所に古くから使われた。鉛白は塩基性炭酸鉛を主成分とするものだが変色することがあり,絵巻などの古典作品の顔の色が黒く変わっているのを見ることがある。…
…歴史的には,洋の東西を問わず,清浄なもの,白いものを貴び憧れる観念から出発した。白色顔料は地域によって異なるが,白土,貝殻粉,穀粉,鉛白,甘汞(かんこう)などである。鉛白(塩基性炭酸鉛)は紀元前4世紀にギリシアのテオフラストスによって発明されたといわれ,化粧料として使われはじめた。…
※「鉛白」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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