瞋怒(読み)しんど

精選版 日本国語大辞典 「瞋怒」の意味・読み・例文・類語

しん‐ど【瞋怒・嗔怒】

  1. 〘 名詞 〙 いかること。腹を立てること。しんぬ。
    1. [初出の実例]「一旦父親瞋怒、猛に譴責せられ、単身門を出づ」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)五)
    2. [その他の文献]〔北史‐鄭善果母崔氏伝〕

しん‐ぬ【瞋怒・嗔怒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぬ」は「怒」の呉音 ) 大きく目を見開いておこること。態度に表わしておこること。しんど
    1. [初出の実例]「嗔怒の相を変現して慈眼を以て衆生を視ること」(出典:私聚百因縁集(1257)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「瞋怒」の読み・字形・画数・意味

【瞋怒】しんど

いかる。

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