瞬息(読み)シュンソク

デジタル大辞泉 「瞬息」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐そく【瞬息】

《1回またたきをし、息をする間の意》わずかの時間瞬間。「瞬息かん

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精選版 日本国語大辞典 「瞬息」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐そく【瞬息】

  1. 〘 名詞 〙 ( 一回またたきをし、また、いきをする間の意 ) わずかの間。瞬間。
    1. [初出の実例]「瞬息中経千万劫。槐宮睡熟午陰長」(出典:若木集(1377頃)大夢)
    2. [その他の文献]〔王僧孺‐懴悔礼仏文〕

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普及版 字通 「瞬息」の読み・字形・画数・意味

【瞬息】しゆんそく

一瞬一呼吸の間。しばし。晋・陶潜〔士の不遇に感ずる賦〕悲しい夫(かな)、形を寓すること百年、而(しか)も息にして已に盡く。~此れ古人の(かみ)を染めて慷(かうがい)し、(しばしば)伸(の)べて已(や)む能はざりし以(ゆゑん)のなり。~に感じて之れを賦す。

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