日本歴史地名大系 「矢名瀬村」の解説 矢名瀬村やなせむら 兵庫県:朝来郡山東町矢名瀬村[現在地名]山東町矢名瀬町矢名瀬町の南にあり、磯部(いそべ)川流域にある。正保(一六四四―四八)頃成立の国絵図に矢名瀬とみえ、高一七四石余。宝暦七年(一七五七)の但馬国高一紙では高一七六石余。明治八年(一八七五)矢名瀬町に合併する。三所神社が鎮座。祭神は大国主命・荒御魂・菅原道真とも(兵庫県神社誌)、三宝荒神・多聞天・菅原道真ともいうが(山東町誌)、もと別々に祀っていたものを宝暦七年合祀して三所神社とした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報