矢島砦跡(読み)やじまとりであと

日本歴史地名大系 「矢島砦跡」の解説

矢島砦跡
やじまとりであと

[現在地名]高崎市浜川町 矢島

浜川はまがわ館跡群の一で、館跡群の中心に位置する。長野氏の部将矢島久左衛門貞勝(久右衛門定勝)が拠ったと伝える。昭和五三年(一九七八)からの全面発掘調査によると、天仁元年(一一〇八)浅間山噴火による軽石層の五―一二センチ上に形成され、鎌倉―戦国時代の範囲で存続した。てらうち館跡より下限の時代がやや下る。館跡の全掘を実施した希少例。土塁には折や角欠きがあり、北西隅には櫓台跡とみられる遺構が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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