矢崎虎夫(読み)ヤザキ トラオ

20世紀日本人名事典 「矢崎虎夫」の解説

矢崎 虎夫
ヤザキ トラオ

昭和期の彫刻家 日本陶彫会副会長;亜細亜美術交友会名誉理事。



生年
明治37(1904)年7月25日

没年
昭和63(1988)年9月24日

出身地
長野県

学歴〔年〕
東京美術学校彫刻科〔昭和6年〕卒

主な受賞名〔年〕
院展白寿賞〔昭和28年 29年 34年〕

経歴
大正10年平櫛田中師事。昭和9年から日本美術院に出品し、27年には石井鶴三もとで法隆寺金堂再建の復元彫刻にあたった。代表作に「托鉢」「能姿の空間」「雲水群像」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「矢崎虎夫」の解説

矢崎虎夫 やざき-とらお

1904-1988 昭和時代の彫刻家。
明治37年7月25日生まれ。平櫛田中(ひらぐし-でんちゅう)に師事。昭和4年院展に初入選,院展白寿賞3回。39年渡仏し,ザッキンに師事。41年日府展で文部大臣賞。48年長野市野外彫刻賞。晩年仏教主題に木彫像を制作。昭和63年9月24日死去。84歳。長野県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。作品に「雷電像」「托鉢」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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