知慮(読み)チリョ

精選版 日本国語大辞典 「知慮」の意味・読み・例文・類語

ち‐りょ【知慮・智慮】

  1. 〘 名詞 〙 かしこい考え。また、深く物事を考える能力。
    1. [初出の実例]「もし時をもって勝負をはからば、天下の人みな時をしる。誰かいくさにかたざらん。これ汝が智慮のあさき所也」(出典:平治物語(1220頃か)下)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐趙策上・武霊王〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「知慮」の読み・字形・画数・意味

【知慮】ちりよ

思慮。〔荘子天下〕愼到は知をて己を去る。~是と非とを舍(す)つれば、(いやし)くも以てるべし。知慮を師とせず、後を知らず、魏然(ぎぜん)(不動のさま)たるのみ。

字通「知」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む