知行充行状

山川 日本史小辞典 改訂新版 「知行充行状」の解説

知行充行状
ちぎょうあてがいじょう

主君家臣に対して所領を与える際に作られる文書室町時代守護発給文書としてとくに多く作られ,守護が自署した判物(はんもつ)を用いる場合と,下文(くだしぶみ)の様式をとる場合がある。戦国大名は家臣団維持の中核として多量に発給したが,大名によって様式は大きく異なる。江戸時代には,将軍から10万石以上の大名へは判物,それ以下の大名へは朱印状(領知朱印状)で発給された。なお諸藩では判物で発給するのが一般的である。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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