知見中村(読み)ちみなかむら

日本歴史地名大系 「知見中村」の解説

知見中村
ちみなかむら

[現在地名]美山町大字知見 大泊おおとまり

知井ちい一二ヵ村の一。由良川の支流知見谷ちみだに川流域の、若狭(小浜)街道に沿った山間集落。北(上流)は知見村、南(下流)しも村で、東西はともに山地が迫る。古代は「和名抄」に記す弓削ゆげ郷に属し、鎌倉時代以降は知井庄の地。

慶長七年(一六〇二)幕府領、天保六年(一八三五)より園部藩領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android